クラインガルテンとは「小さな庭」という意味であり、本来的には市民農園を表しています。
我が国では、市民農園にログハウスを附設した滞在型市民農園をさす場合が多くなってきています。
クラインガルテンは、ログハウスの欧州的景観とその活用による欧州型ライフスタイルを提供するものとして、グリーン・ツーリズムの新たな形態として注目されているところです。
茨城県においては、首都圏で初めて、平成13年4月に笠間市にクラインガルテンがオープンしました。
現在、滞在型市民農園(50区画)、日帰り市民農園(50区画)に加え、地域食材供給施設(そば処)、産地形成促進施設(農産物直売所)、ジャム工房、クラブハウス等の施設を有し、都市住民との交流と地域農業振興の拠点となっています。
利用者には、菜園活動をとおし作る喜び、笠間のもつ歴史・芸術・文化と融合した農村区間でのリフレッシュを提案しています。
滞在型市民農園は100%の利用率で、日帰り市民農園については若干の空きがあり、そば処・直売所は、地元生産者が丹精込めて生産した農産物を提供し、消費者の皆さんから喜ばれています。
また、利用者同士の交流も進み、利用者(ガルデナー)によるホームページなども開設されています。
(笠間クラインガルテン)
また、県内2番目のクラインガルテンとして、結城郡八千代町の八千代グリーンビレッジの隣接地にクラインガルテン八千代が、平成16年4月にオープンしております。
(クラインガルテン八千代)