令和元年度第1回会員交流会を開催しました
グリーン・ツーリズムの実践者等で構成される「茨城むらまちネット」の会員交流会を、令和元年12月20日、つくばみらい市の「古民家松本邸」で開催し、16名が参加しました。
むらまちネット会員で、松本邸の指定管理者である「NPO法人古瀬の自然と文化を守る会」から同会の活動について説明があったのち、出席者で意見交換を行いました。
同会は、平成5年から地元小学校への稲作体験指導を始め、その後、稲作体験のほか、生き物観察会、農村文化体験(昔の農機具、鳥追いまつり、灯籠流しなど)、古民家活用、田んぼアートなどの活動を行っています。
今年で13回目となる田んぼアートは、メンバー自ら設計・測量、育苗を行い、2〜3日かけて50人くらいで田植えを行います。毎年違う絵柄を考え、つくばエクスプレスの車窓からその美しい様子を見ることができます。
また、メンバーには生き物や植物の専門家もおり、それぞれの得意分野を活かして活動を行っています。
こうした活動を続けていくには多くの労力を要しますが、長きにわたる継続した活動を通じて、都市住民や大学生など県内外からたくさんの方が参加するようになっているとのことです。こうした人たちと協働することで、地域の農業・農村の持続性が図られていることを学ぶことができました。