主な活動
廃校を活用した石岡市の体験型観光施設「朝日里山学校」の管理を市から受託し、「朝日里山学校」を拠点に、農業に関心を持つ若者の就農支援と 都市農村交流活動を行っています。
朝日里山学校
住所:石岡市柴内630
電話:0299-51-3117
受付時間:午前9時から午後4時
休校日:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は、翌日が休校)
平成28年9月29日(木)、「NPO法人アグリやさと」さんの活動拠点である「朝日里山学校」(石岡市柴内)にお邪魔しました。
「朝日里山学校」は、平成16年に廃校になった木造の小学校(昭和30年建築)を、体験型観光施設として利用しているものであり、毎年 県内外から多くの方が訪れています。
NPO法人アグリやさと代表の柴山さんは、日頃から都市農村交流活動の推進に尽力されており、「茨城むらまちネット」の初代会長も務めました。
今回、「朝日里山学校」ではどんな体験ができるのか、体験を通してどんなことを学べるのか等、柴山さんからお話を伺いました。
「朝日里山学校」の体験メニュー
食の体験 ★自分で作って食べる楽しさを知ってもらう★
地元の食材を使って、自分たちで作って食べる体験メニューを用意しています。
生地からこねて、地元野菜をトッピング。
石釜を使って焼き上げます。
地元野菜を使い、安全・安心や地元野菜の美味しさ等を伝えています。
手打ちそばやうどんづくり、ジャムや味噌づくりなど、たくさんのメニューが用意されています♪
この日は、土浦市内の小学校が「ピザ作り体験」に来ていました。
昼食後には、学校の長い廊下で「ぞうきんがけ競争」や、校庭で縄跳び等をしていて、とっても楽しそうでした。
農業体験 ★農は最高の教育資源★
農業体験を通し、自然や農作物から多くの感動や学び、新たな発見を得てもらうため、「朝日里山学校」では様々な体験メニューを用意しています。
今回はお話をお伺いするだけでしたが、田植えや稲刈り、野菜づくり、じゃがいも堀り、さつまいも堀り、だいこん堀りなど、季節ごとに違った体験ができるそうです。
「朝日里山学校」での体験を通し
「体験を通して、農業を理解し、食べる大切さを考える機会を提供したい。
農業者が、「農業は大事」というのは自己主張になってしまうけれど、農業体験をした人たちが「農業が大事だ」と言ってくれることに意義がある。」 と柴山さんから伺いました。
「朝日里山学校」近隣の観光施設
「朝日里山学校」のある石岡市八郷地区の周辺には、イチゴやカキ、ブドウなどの果物狩りや日帰り温泉「ゆりの郷」、「やさと農産物直売所」などがあるので、農業体験以外にも、八郷地区の魅力を感じる体験ができると思います。