主な活動
お米やお米の苗、ジャガイモ、ほうれん草を作っています。
その他
野菜の収穫体験を通して「農業への理解」を深めてもらうとともに、「食への感謝の気持ち」を育む機会を提供する活動を行っています。
平成28年7月28日(木)、県教育庁保健体育課が企画した「平成28年度つくろう料理コンテスト産地見学会」が実施されました。
この見学会は、コンテストの1次審査通過者を対象に、本県の地場産物の生産・研究・普及・物流等を見学・体験することにより、参加者の意識の向上を図るとともに、コンテストの実技(2次審査)に活かしてもらおうと実施されたものです。
見学会の一コマで、平本農場さんに農地見学や芋堀り体験等のご協力をいただいたので、その様子をレポートさせていただきました。
平本農場さん見学会日程
- 収穫体験
- 平本さんのお話
- ジャガイモ料理の試食
収穫体験
まずは、ジャガイモの収穫体験です。「大きい芋だけじゃなく、形がカッコイイ芋を探してみてね。後でコンテストをやりますよ。」
平本さんは、収穫体験の方法に工夫を凝らしながら、子どもたちに収穫の楽しさを伝えています。
ハート型の芋を見つけた参加者もいたようで、皆さん楽しそうでした。
「カエルがいた!」
土だらけになったカエルを手に乗せ、楽しそうにする参加者もいました。
この日はとても暑かったですが、皆さん笑顔で楽しそうに体験されていたのが印象的でした。
平本さんのお話
収穫体験後は、平本さんの生産者としての思いや苦労などについて、お話を聞きました。
大きなジャガイモに穴が…
650g程の大きなジャガイモを手に取った平本さん。「中はどうなっていると思いますか?」と言って、半分に切って見せています。
ジャガイモの中心部は空洞でした。「家庭で食べるのには問題ないけど、売るときは大きければいいわけじゃないんです。」農家さんの苦労が伺えます。
「収穫体験をただの作業にして欲しくない。今日収穫したものを、どんな風に料理するのか考えていただきたい。
皆さんに考えていただいたものが、メニューという形になれば嬉しい。」と平本さん。
ジャガイモ料理の試食
ジャガイモ料理のアイディアの参考にして欲しいと、奥様佳代さん手作りのジャガイモを使った料理が参加者の皆さんに提供されました♪
野菜のうまみを活かせるよう工夫されたそうです。どれもとても美味しいと評判でした。
提供されたメニュー
塩サラダ、みそジャガ、ビジソワーズ、ココアいももち、ルバーブゼリー
農業について知ってほしい
「最近は、カットされた野菜が売っていますよね。便利になったけど、それで本当に良いのか・・・。」と、平本さんは簡便化されたものが多くなっていることを危惧しています。
「気心が知れた地元農家が作ったものを、手間暇かけて料理する方が美味しいものが食べられると思う。今日のようなイベントを通して、農業についてたくさんの人に知ってもらいたい。」と最後にお話されていました。